【直言】進化史に学ぶ「人新世」の危機を生き延びるヒント
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注目のコメント
「人間は間違いなく、地球を支配する種です。」という考えが『進化を超える進化』のベースになっているようです。本当にそうなのでしょうか。人間は間違いもなく、地球に支配されています。自然にあらがいようがありません。
気候変動にとても関心があるのですが、なかなか問題を深刻に捉えていなさそうな人がまだまだ多いなあとずっと思っていました。本記事中ほどの議論は目から鱗で、とても興味深かったです。特に、下記引用の一説がなるほどなあと思いました。ここでもAIが助けてくれるかもしれないんですね!
"私たちはもっとテクノロジーが教えてくれる未来を信用すべきだ"最近、「人新世」という言葉を時々見かけます。日本の若い経済学者の書籍を売り出すために、編集者が考えた新語かな?程度のフワッとした認識でした…。ところが今回、このヴィンスさんの新刊解説にも出てきて「え、世界的なワードなの?」と思いネットで調べてみたところ;
人新世(アントロポセン)とは?
ノーベル化学賞受賞者のドイツ人化学者パウル・クルッツェンによって考案された「人類の時代」という意味の新しい時代区分。(中略)われわれ人類の活動は、地球の歴史の中でほんの1万1700年ほど前の「新生代・第四紀・完新世」に始まり、現代まで続いていると言われている。しかし、産業革命以後の約200年間に人類がもたらした森林破壊や気候変動の影響はあまりに大きく、「完新世」はもはや人類中心の「人新世」となっているということだ。
https://ideasforgood.jp/glossary/anthropocene/
ヴィンスさんの新刊が、上記のような大きな文脈の中で練られた思考の産物だという観点が無いと、今回の特集記事の読みこなしも、バックボーンを欠くものになりそうです。また、下記ウィキペディアの解説も、前段階として非常に参考になりました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%96%B0%E4%B8%9