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7月11日:ロシアのガスプロムは、定期点検のためとして、ノルドストリーム1によるドイツなどへのガス供給を停止

7月13日:ガスプロムは、定期点検が終わってもノルドストリーム1によるガス供給はできないと声明。理由は、ノルドストリーム1で使っているガスタービンの修理をドイツのシーメンス社に発注していたのが、返送されないため。
 シーメンス社は、カナダにある工場でガスタービンの修理を行っていたが、カナダ政府がロシアへの制裁の一環として、ガスタービンのロシアへの返送を禁止していた。

カナダ政府は、制裁の例外として、ガスタービンをロシアへ返送することを承認。ドイツ政府の働きかけがあった模様。

ガスタービンは7月24日にロシアへ到着する予定(7月21日に再開する、というのは、本当にガスタービンが理由なら、早すぎることになります)

ガスプロムは、7月18日には、複数のヨーロッパのガス会社に対して、「不可抗力によって」ガスの供給はできない、という通告を行っています。
 明らかに、ガスタービン云々の問題だけではないでしょう。
 今の時点で、ロシアからドイツへのガス供給が全面停止するなら、ドイツは冬には暖房も使えない国になります。電気も24時間は使えなくなり、ミャンマーやパキスタンのように、毎日数時間は計画停電する国になるでしょう。産業用の電力は確保できなくなり、ドイツの製造業は壊滅します。ダイムラーもベンツもBMWも、存続が危ぶまれることになります。
 ドイツは、あらゆる手段でガスを確保せねばならず、なりふり構わずにウクライナに降伏を迫るでしょう。
ロイター通信の独自記事。注目されていた、ロシアと欧州を結ぶ主要ガスパイプライン「ノルドストリーム1」経由のロシア産ガスの供給について、「ロシアと欧州を結ぶ主要ガスパイプライン「ノルドストリーム1」経由のロシア産ガスの供給は定期メンテナンスが終了する21日に再開される見通し」と報じています