リスク対策の最前線。マイクロソフトはどのように「セキュリティ」を磨いてきたか
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ものすごく役に立つお話を伺えて、本当に楽しい対談でした!
なんとなく「サイバー攻撃」「あぶない」とひとくくりにしがちですが、最近はウィルスはあまり使われないのでアンチウィルス入れていても安心ではない、いろいろな種類の攻撃、目的、ターゲットがあり、それによって防御の仕方も違うはずという件、日本でのサイバー攻撃の現状(ランサムウェアは意外にもみみっちい!)、マイクロソフトの取り組み(Xboxの意外な貢献、知らなかった!)、クラウドや機械学習の発展で実は企業のセキュリティ対策の敷居はとても低くなっている、などなど。
垣内さんにはとてもわかりやすくご説明いただき、感謝しています。皆様のお役に立てば幸いです!国家絡みのサイバー攻撃からフィッシング詐欺まで、犯罪者は相対的に防御が手薄なところを狙って、防衛側とのいたちごっこを続けています。さまざまなSaaSが導入され、ビジネス効率やワークスタイルを変えていくなかで、企業はどこを重点的に守ればいいのか。プロピッカーの海部美知さんとマイクロソフトの垣内由梨香さんによるセキュリティ対談をお送りします。
・最近のサイバー攻撃事情ってどうなんですか?
・犯罪集団の経済合理性
・AI翻訳が日本語の防壁を無効にした
・いま、中小企業が狙われる理由
・ゼロトラストでパターンを見抜く
・開発から実装までのスピード勝負
・攻防の最前線は「Xbox」だった?
取材では最近の犯罪手口からシリコンチップまで、何を聞いても答えてくれる垣内さんとXboxのすごさに盛り上がりました。かつては企業が自前でセキュリティ環境を構築しないといけなかったんでしょうが、今ではマイクロソフトの防衛技術をシェアされていると考えると、クラウドの恩恵を感じます。セキュリティが難しくてわからないという方にこそ、読んでほしいです。めちゃめちゃ面白い対談でした!
「技術力の高い組織が攻撃を仕掛け、『バックドア』と呼ばれる侵入口をつくっていつでも入れる状態にしてから、ランサムウェアごと別の犯罪組織に販売」するような「サイバー犯罪のマネタイズ方法が確立」しているという話ですとか、「セキュリティが強固になったアメリカからセキュリティに投資できない国々へと攻撃対象をシフト」⇒「犯罪者の心理としては、お金を持っていて防御が甘いところを狙う」というあたり、物理的なセキュリティの世界と同じだなと感じました。
日本ではセキュリティにお金をかけられる大企業から、中小企業へと攻撃対象がシフトしているということで、まずはここでお話されているような現実を認識してもらわないと始まりませんね。大変貴重な情報ありがとうございました!