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プーチン大統領と同時にトルコのエルドアン大統領もイランを訪問します。ロシア、イラン、トルコの首脳会談になります。
 3か国首脳の主な議題は、
① シリア分割:これが最大の議題でしょう。
 トルコはシリア北部を実質支配地域にしていて、さらに拡大することを希望しています。
 アサド政権の後ろ盾であるロシアとイランの内、特にイランはこれに強く反対しています。
 ロシアが仲裁して、トルコがある程度支配地域を広げることをイランが認めるかどうか、が争点になります。

② 食料、エネルギー問題:
 ロシアもイランも世界トップクラスの原油、ガスの産出国ですが、経済制裁を受けて、輸出に難儀しています。
 トルコは、食料もエネルギーも自給できず、年率80%を超えるインフレに難儀しています。ロシアとイランから食料と燃料を輸入することでインフレが緩和されます。
 また、ロシアとイランの輸出を何らかのかたちで手助けすることで(「人道回廊」を通したウクライナからの輸出といったかたちで)、恩を売ることができます。
 トルコとしては、ロシアとイランに恩を売って、シリア分割を有利に進めるためのバーターに使いたいでしょう。
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形としてはアスタナプロセスのための訪テヘランだが、バイデンがイスラエルとサウジを訪問した直後だけに、中東を分断しようとする試み。しかし、UAEやサウジはロシアとの関係も悪化させたくない状況。なんだか第一次世界大戦前の中東欧みたいな感じになってきたな…。
「敵の敵は味方」というように、長らく米国から制裁を受けてきたイランがロシア側に付くようですね。

ただ、私がイラン側の参謀だとしたら簡単にロシアとは手を組みません。
イランの産油量はとても大きいので、米国のバイデン大統領が(サウジと同じように)媚を売ってくる可能性があります。

ロシアと米国を両天秤にかけて、自国に有利な選択をするのが指導者としての役目。
バイデン大統領の次の出方がとても興味深いです。
たまたまウクライナの刺客がイランにいましたので、どんな行動を取るかわかりませんね。ウクライナの刺客は某大国からさらに某軍事同盟国からもいろんな情報をもらっているので、プーチンさんは身の安全も危うくありませんか。
プーチン大統領、国内を留守にすることに不安を感じていないということだろうか。それにしても、このメンバーは重要だ。先般はBRICSにアルゼンチンやイランが正式に加盟を申請したが、BRICSフォーラムからは、「エジプト、サウジアラビア、トルコ」もBRICS加盟の意向があると発表されている。今の新しい国際秩序を見ていく上では、このBRICSとそれを舞台にしたイランとサウジの関係改善の可能性、トルコというワイルドカードの動き、この辺は重要なポイントだろうなー。
イランはアメリカと非常に対立してる国である。そのイランを訪問する意図はどこにあるのか。
プーチンにとってイラン訪問になんのメリットがあるのかな。ドローンがどうしても欲しい?
「ロシア・イラン関係の構築を目指すという明確なメッセージを西側諸国に示すことになる。」
プーチン大統領はイランを訪問し、最高指導者ハメネイ師やライシ大統領と会談する予定だそうです。