遂に日本を下回った中国の出生率。インドも含め軒並み下がるアジアの出生力
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国連統計によれば、中国の合計特殊出生率が2021年遂に1.16になり日本を下回った(中国の統計は何が本当か曖昧ですが…)。インドもダダ下がり中。合計30億超の人口を抱える2国の少子化と今後訪れる多死化を鑑みれば、日本だけでなく世界の人口減少は不可避な現実。大騒ぎすればなんとかなる話ではない。
少子化対策が未だに叫ばれますが合計特殊出生率が2.07くらいを越えない限りは子供は減り続けます。記事にあるように日本はアジアにおいても低い方の国ではないですし先進国は移民を入れてもその水準を下回っている国ばかりです。
その一方で人口減少社会となった日本において高齢者の人口はまだしばらくは増え続けます。医療費や介護費は年令が上がると加速的に増えます。高齢者の人口が増えつつも超高齢者が増えることで相乗的に医療財政は厳しくなるはず・・。
このツイートによると日本は医療費を半分にしても寿命が84才から82才になる感じみたい。その2年を諦めて残りの82年の日常の負担を軽くする・・みたいな議論はすべきだと思います。
https://twitter.com/katukawa/status/1547419110312529921
労働者の社会保険料をドンドンあげて貧困化することの代償が末期がん患者の延命みたいな構図はある意味でディストピアだとすら思えてきます。医療技術の発達で以前は死ななかった人たちが高額なカネで生き残るのが現代です。医療関係者の間でよくいわれる『貧富に関係なく医療は平等であるべきだ』という信仰は現実的でなくなっていると僕は思います。
むしろお金持ちが高度医療を使い技術発展に貢献してもらい、それが安価になり一般人にも使えるようになる・・くらいの方がいいと思う。少子化の対策はそこそこにして高齢化の方をどうするかの議論が進んで欲しいです。