【秘話】医療ケア児と出会い決断。ジン・ウォッカ造りに挑戦
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すっきりとした後味で飲みやすく、ご飯によく合う特別純米、JALのファーストクラスで機内酒に選ばれたこともある純米大吟醸――。岩手県二戸市の酒蔵「南部美人」は、さまざまなタイプの日本酒で知られます。
世界55カ国に日本酒を輸出するなど、海外展開にも積極的です。
その酒蔵が新型コロナ下で新たに始めたのが、クラフトジン・クラフトウォッカの製造。それを私が最初に知った時には「なぜ酒蔵がジンとウォッカ?」と、疑問を持ちました。
南部美人の5代目蔵元・久慈浩介さんにお話を聞くと「コロナ禍で売り上げが落ちたから新製品開発を始めたのではない」と知り、さらに驚きました。
詳しく伺うと、岩手県と地元を愛し、「誰もが笑顔になれる酒造り」を目指しているからこそ、そして積み上げてきた海外経験があったからこそ、南部美人でクラフトジンとクラフトウォッカが生まれたのだとわかりました。
南部美人の新製品開発をめぐるストーリーに迫る連載・前編では、クラフトジン・クラフトウォッカの誕生までの経緯をご紹介します。コロナ下で耳目を集めた岩手の老舗酒造・南部美人のクラフトジンとクラフトウォッカ。この新規事業が生まれたストーリーを辿ってみました。
同社の久慈浩介社長が収益事業として投資する判断をできた背景にあるのが、これまでの長年にわたる海外での地道な販路・認知拡大にありました。
新規事業のみならず、地方の中小企業のブランディングという観点からもヒント満載の連載となっています。後編とあわせ、ぜひどうぞ。
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