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現在の円安は端的に言えば金利差が大きな原因であり、ロシア制裁もエネルギー価格の問題も二次的な話に過ぎないと思う。金利差をどうにかしない限り、いくら緊密に協議しても問題は解決しない気がするのだが…。
高圧経済についてもレクチャーしてもらってればいいのですが。
為替について「緊密に協議」するのは財務相にとって普通のことだ(「日本の財務相」が議論を理解したのかは分からないが)。

ただ、「ロシアの侵略による経済的な影響が為替相場の変動を高めている」のはある程度事実だ。しかし、(1)米国の急激な金融引き締め、その原因ともなっている(2)米国主導の対ロシア経済制裁(ルーブルのレートを見る限りロシアにはあまり効いていないようだが)、の方が為替レートの変動に対しては影響力が大きいような気がする。付け加えると、(3)米国がウクライナに武器支援してロシアとの「代理戦争」に血道を上げていることが、現在の国際金融環境(と世界各国のインフレ)をもたらしている。

イエレンさんは賢い人なので、こうした構造を理解しているのだろうが、立場上このようにしか言い様がなかったのだろう。
イエレン米財務長官が来日し、鈴木財務相と会談しています。「日米財務相の共同声明は、ウクライナ戦争により為替レートの変動が増大し経済と金融の安定に悪影響を与える可能性があるとし、(略)引き続き緊密に協議し、為替の問題で「必要に応じて協力」すると確約した」とのこと

共同声明含む日本の財務省のリリースはこちらです
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/convention/dialogue/20220712.html