6月企業物価、9.2％上昇 円安影響、指数は過去最高

コメント

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2022年07月12日

  輸入物価は円ベースで前年比＋４６．３％、契約通貨ベースで同＋２５．８％ですから、約５６％が物価要因、約４４％が為替要因となります。
• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2022年07月12日

  前年比で見ると４月の９.９％をピークに５月９.３％、６月９.２％と落ち着いて来ているように見えるのですが、昨年から今年にかけて急速な上昇を続けており、２年前と比べると４月１３.０％、５月１４.５％、６月１４.６％で未だ落ち着いたとも言えません。消費者物価に撥ねて欧米並みのインフレに陥る前に落ち着いてくれるといいのですが・・・
• Hasegawa Yukinori

  温厚で思考好きな人

  ・2022年07月12日

  物価上昇を資源価格の上昇などの要因と為替の要因として数字で示してくれるのはわかりやすいですね。そういった視点は大事で『岸田インフレ』といった漠然とした批判なんか残念に思います。
  
  あと為替についても主に円安といえば対ドルで言うことも多いですが、ドルはドルでユーロなど他の通貨にとっても上がったり下がったりしてる。僕の住むフィリピンのペソなんかもドルに対して安くなっている。
  
  そういう意味では円安ドル高も、できれば円安の要素とドル高の要素を数字で切り分けてくれる人がいると嬉しい。