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プーチン大統領を含め、ロシア政府は、この戦争の大義名分として、「ウクライナ東部の住民を守る」ということを繰り返して言っていますが、ドネツク州とルハンスク州の2州に限らず、より西側にあるへルソン州とザポリージャ州でも、住民のロシア国民化を進めています。
 住民の多数がロシア国民となった以上は、「ロシア国民を守る」という名目で、へルソン州とザポリージャ州も、ウクライナに引き渡すことはないでしょう。
 この戦争を、ドネツク州とルハンスク州の2州で終わらせるつもりは全くない、というのを、堂々白状しているようなものです。

へルソン州やザポリージャ州の住民も、ロシア国民にならないと、年金がもらえなかったり、公務員になれなかったり、子どもが学校へ行けなかったりするので、国民化の手続きをせざるをえないでしょう。
 そもそも街中を歩いていても、ロシア軍に頻繁に身分証の提示を求められるので、ロシアのパスポートが無ければ、身の安全が確保できません。
 ウクライナ軍がこの2州を取り返すのは、軍事的に奪還する以外の方法は無いでしょう。
クリミア半島占拠の時も、ロシアのパスポートをばら撒くようなことをしていたが、同じ手法をウクライナ南部の「ロシア化」でもやっている。プーチンは2014年から成長していない気がする。
もともと、ロシアはウクライナ東部の「開放」を大義名分にしていたので、ロシア国籍取得を容易にするのは当然の流れでしょう。

もっとも、実情は想定外に戦争が長引いたので、ウクライナ国民の人心掌握によってウクライナの内部崩壊を狙っているのでしょうね。

私達は、西側の大本営発表しか聞かされていませんが、ウクライナ国民の中にはウクライナの現体制に不満を持っている人も相当数いるのかもしれません。
ウクライナは複数の国籍を持つことを許容していたはずです。
今現在も、ロシアとウクライナの二重国籍者はいます。

ですから、国籍と民族がほぼ同一な日本とはかなり前提条件が違うと思います。
ロシア人の血を引く人や、ロシアに多くの親類がいる人などは色々考えるだろうなと思います。

また、ロシア人でロシア以外の国籍を取る人や外国の永住権を取る人が増えているとも聞いていますので、この辺り偏ったニュースだけで判断出来ないと考えます。
プーチン大統領は11日、すべてのウクライナ国民を対象に、ロシア国籍の取得手続きを簡素化する大統領令に署名したとのこと。

今後、各国がこのような事態にどう対応するのか気になります。