東京円、一時137円台前半 日銀総裁、緩和継続発言で
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アメリカが金利を上げる一方で日本は金融緩和を維持したら、この現象は、金融政策や円安、円高を学んでいる中高生は容易に想像できる現象ではないでしょうか?
黒田総裁の緩和維持についてメリット、デメリットを踏まえた上で幅広い議論がミクロとマクロの視点の両方必要ではないでしょうか?
注目のコメント
低インフレ下の円は高くなってこそ購買力が保てるのですが、急激な円安が進んでいます。①日銀がモノとサービスの裏付けのない円を大量に市場に供給して円の価値を下げている、②資源価格が高騰して貿易赤字が膨らんで、ドルで代金を払うため円を売ってドルを買う動きが増えている、③日銀が日本の金利を抑え込み米国が金利を上げたので、低金利の円を借りて円を売ってドルを買って高利回りのドルで運用すれば、金利差で儲かってドル高(≒円安)でも儲かるとの思惑が広がった、といったあたりが理由でしょう。
こうした現象は全て今の相場に織り込まれているので、次の相場は新しく出て来る情報次第で決まります。財政健全化路線に近いと言われる岸田総理ですが、その与党が大勝しても、積極財政派の安倍総理のご不幸で財政支出拡大への圧力が多少弱まろとも、高支持率を維持するため国民に大盤振る舞いする姿勢と金融緩和で国債を買い続けさせる日本の姿勢は変わらない、大勝で今の路線が継続する可能性がむしろ高いと見られているということでしょう、たぶん (・・;与党大勝→イールドカーブ含めた現行政策維持→日米金利差拡大で円安 というロジカルな動きですね。日本は金融政策変更の自由度がゼロなので、為替市場に狙い撃ちされます。このままだと200円とか行きそうです。日銀と財務省は物価の安定という政策目標を放棄したのでしょうか?為替相場も物価安定には重要なので、金融政策の見直しをすべきだと思います。
為替市場は、どうせ何も決めない姿勢は変わらないんでしょう?と今のところ見ている風潮もありますが、その辺りの情報発信はまだ今の時点では何とも言い難い面があります。変わってくれることを祈りたいです。