ガソリン200円時代、今こそディーゼル車に乗るという選択肢はアリだ!
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軽油がガソリンより安い理由は、税金の違い
ガソリンは揮発油税(48円60銭/L)と地方揮発油税(5円20銭/L)とを合わせたガソリン税(53円80銭/L)が含まれる
軽油は軽油取引税32円10銭/Lが含まれる
この1Lあたりの税金が21円70銭という違いが、日本で軽油の安い理由
単純に熱効率で言えば、理論上ディーゼルの方が良い
薄い空燃比、リーンバーンかつ高圧縮で燃やせて
取り出せるエネルギーが高い
大排気量でも燃費が良いのはコレが効いてる
ただ、そのせいで排ガス浄化が難しいのがディーゼル
主にNOxとPM(黒煙)
NOxとPM排出量は燃焼温度と相関関係にあり、
ざっくり燃焼温度が高いほどNOx排出量が増え、
低いとPM排出量が増える
最近のディーゼルエンジンは以前より圧縮比を低めにする事で以前ほど丈夫に作る必要が無く、ガソリンとブロック含めて共通(ディーゼルでも鋳鉄ではなくアルミブロック)にし、エンジン自体はさほど重くない
しかし、排ガス浄化装置関連が増えてる分重いのは確か
NOxについてはマツダは燃焼を工夫するのとEGR(排ガス再循環)で後処理の排ガス浄化装置(尿素還元、アドブルー)無しで排ガス性能をクリアしてるが、
欧州ディーゼルエンジンはハイパワー指向(燃焼温度高め)なのもあり、EGRでも足りず後処理の排ガス浄化装置が必須
PMについてはDPF(フィルターで濾して焼く)で対応
元々NOx規制が厳しかった日本や北米は燃焼温度低めで、PM対応が割と重要
こと長距離燃費で言えばディーゼルが有利なのは間違いないが、どれがいいかは用途によるいや、そこはEVでしょ...
よく電力不足とEVの話がされますが、実はあまり関係はなくて、夜間充電すると日中に充電する必要はないし、時差充電(テスラが家庭や法人向けに提供している大型蓄電池に夜間に電力を貯めておき昼間にそれを給電する)ような仕組みを整えれば、更にEVの日中帯の充電問題は軽減されます。
ちなみに、アメリカではオフグリッド(発電所と電線で繋がっていない)で巨大なソーラーパネルと充電器だけの施設があり、給電する仕組みをテスラはすでに作っています。
地中から掘り起こして精製して船で運ぶより、降り注ぐ太陽光から電気をつくって使った方がいいよね、という単純な事実をテスラは体現しているように思います。マガジンXに寄稿してくださっている井元さんの記事です。クリーンディーゼルの走りは素晴らしいものです。燃費もハイブリッド車と遜色ないレベルです。で、税金がガソリンより安い!
詳しくはマガジンX9月号で。