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無意識の偏見は、新たなことを受け容れ、活かすことを試みる上で、阻害要因の極みであり、行動変容に繋がる道筋を狭めている最大の難所になっている。本人が自ら気づかなければ、周りの善意ある支援も無駄になる…。如何に気づかせるか。自らがマイノリティになる異質な環境に身を置くことが効果的である。異質感、違和感をなぜ自身が抱くのか…この点に自問することを求め、異なる視点の存在があることを理解させる。自身の当たり前という認識=Perception をアップデイトする貴重な機会となる。心地良過ぎる環境は、人間がもつ可能性を無意識のうちに狭めることに繋がっていると改めて認識したい。
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本当に時間を忘れる対談でした。アンコンシャスバイアスは、誰しもがもっている「脳の省力モード」なので、ホントに根深いんですよね。これを自覚して調整するのは、「生活習慣病」を治すのと同じくらいのエネルギーがいる。 
だからこそ、こうやっていろんな方がその存在を語り、自己開示もし、「そうだよな」「自分にもあるかもな」と、皆が意識し「続ける」ことが、滅茶苦茶大事なんだと思います。
楽しい対談でした。前向きな議論で一つずつ前に進むことが増えたらいいなと思います。
私はやはり、企業の年代上の方々の変化が、若年層が自由に選択できる環境をつくり、変化をつくるということを強調したいと思います。
日本の場合、著名な企業の経営者たちが、「若い外国人女性の社外取締役を雇用したから、株主から受けがいい。外国人と女性の社外取締役は、ダイバーシティにおいて一石二鳥だ。しかも、その社外取締役は何も意見を言わないんだよね。そこがまたいい!」と、女性がいる場にも拘わらず、何も考えずに発言しちゃいます。。。
この発言は、色々な意味でアウトであることが分かっていないという、質の悪さ。。。
しかも、株主まで含めてそう思っているので、本当に根が深い問題です。
そんな感覚の層がごっそりと引退されない限り、日本のジェンダー格差は是正されないと思います。
興味深いディスカッションテーマでした。
アンコンシャスバイアスは、無意識なのだから、バイアスが生まれるのは仕方ないところがありますが、誰しもどの属性でも無意識にバイアスが働いているよと、認識することがまず最初のステップです。弊社でもよく色々な立場で、属性も様々な中から、バイアスだなと感じる点を出してもらうことで、見える化をします。そうなると、お互いにバイアスを持っている、バイアスを持たれていると、思い込んでいた、など、色々なことが見えてくるのですよね。インポスターシンドロームも、完全にこういう傾向があると知っていてもなくなりはしない。ただ、前提としてこういうものがあることを知っておくことで、取れるアクションは変わってくるはずです。ダイバーシティは、性別だけでなく、色々な視点や属性に関する事柄ですが女性なテーマにとってもまだまだ課題は山積みです。だからこそ、サステナブルに継続してこのディスカッションのようなテーマが発行される必要があるのだと思います。
青野さんのおっしゃる「バイアスは意識的に手を入れないと直らない」に100%同意です。「それぐらいのことで」「それは考え過ぎ・気にし過ぎ」と言うのはいつもマジョリティなんですよね。マイノリティが感じる疎外感や不快感を、マジョリティはわからない。ここが「アンコンシャス」の最も厄介なところだと思います。
しかし、これを放置していけば、組織における重大なリスクとなるばかりか、社会における「分断」まで生んでしまう。バイアスについて絶え間なく学び、意識することが極めて重要であると感じています。
ジェンダー格差是正の一歩目は、ジェンダー格差の是正が必要であるという社会的コンセンサスであるように思います。ここで一致団結できなところが、なかなか日本でジェンダー平等が進まない理由かなと感じています。なぜジェンダー格差を是正しなければならないのか、という所から説明したり正当性を主張したりすることに労力をかけなければならず、どうやって是正するのか、という議論に集中できない。