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スリランカが「破産」宣言 燃料不足、危機長期化

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  • 総合商社 General Manager

    私も数年間、スリランカ の仕事に携わっており、何回も現地出張しました。スリランカの人々はホント良い人たちばかりです。率直に無念です。

    一方、GDP高くカントリーリスクが低そうに見えるスリランカですが、腐敗度指数は下から数えた方が早く、ビジネス業界では政府腐敗が有名な国でした。

    今回の一件は当に政府の腐敗が引き起こした事故ではないでしょうか。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    永年にわたって財政赤字を続けたスリランカがコロナ禍で一気に赤字幅を拡大し、2021年時点で政府の借金は603億ドルに達しています。経常収支も赤字が続き、2021年時点の対外純債務も523億ドルにのぼります。GDPが825憶ドル程度の国ですから、何らかの刺激があれば政府の財政が行き詰って国の経済が混乱するのは避けられません。こうした国の破綻を目にすると、遠い昔の出来事が心を過るんです・・・
    私が中学生だった遠い昔、アルゼンチンやブラジルといった中南米の国々は、高い所得を得ている憧れの国だと先生から教わりました。事実、世界でもトップクラスに豊かな国でした。しかしその後、政府が放漫財政を続けて対外債務を積み上げて、私が銀行の国際部門で働いていた1980年代の初めころ、インフレに耐えかねた米国が金利を急速に引き上げたことをきっかけに、次々破綻して行きました。その後は混乱に混乱を重ね、昔の豊かさを知る人も少なくなりました。状況は違えども、米国がインフレで金利を引き上げた外的環境と、政府が借金で分配を手厚くして破綻を招いた構図とは、今のスリランカに重なります。
    経常収支が黒字を保つ日本は状況が全く異なりますけれど、借金で税収の2倍以上のカネを国民に配ってGDPの2.6倍の借金を作った大胆さはかつてのブラジル、アルゼンチンや今のスリランカ以上です。資源価格の高騰で経常収支が赤字に転じて万が一にも対外債務国に転じれば、他人事ではなくなるかもしれません。
    双子の赤字の定着が長期に亘って許容されるのは、基軸通貨国の米国だけと心得ておくべきです。中国とインドが勢力圏に収めるべく支援を競う国ですが、果たして救いの手は差し伸べられるものなのか・・・ (・・;


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    スリランカでは、今月に入って、一般へのガソリンの販売は禁止、公共交通などの業者は給油できますが、「2日待ち」以上の行列になっていて、列はどんどん伸びています。
     外貨が無くて、ガソリンを輸入できないからです。
     スリランカは、燃料も食料も自給できません。日本のようなものです。
     車が走らなくなり、次いで電気がつかなくなっています。
     次は食料が無くなります。とりあえずインフレ率がうなぎ上りになっていて、政府公式だと年率60%ですが、日々上がっているので、実態とはかけ離れています。
     こうなると、観光産業で外貨を得るとか、紅茶を生産することすらむずかしくなります。

    世界には、ほぼ同様の状況で、インフレ率が年間200%を超えているスーダンやレバノンのような国もあります。
     アジア、アフリカ、中南米で、通貨の下落とインフレ率の急騰が同時進行している国がいくつもありますが、そういう国で、対外債務と外貨準備を確認すると、どう考えても返済できない、という国も、いくつもあります。
     デフォルトは、スリランカだけでは済まないでしょう。


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