英国、25%の「グーグル税」を導入へ
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グーグルをはじめとする多くの大企業は、「ダブルアイリッシュ」「ダッチサンドウィッチ」と呼ばれる手法を使って、税率がゼロになる地域に合法的に資金を移すことができる(そして実際に移している)。これにより、ほとんどの国で2桁である法人税を回避できる。
BEPS(Base Erosion and Profit Shifting)と呼ばれる、違法ではないけれど、国を跨って上手いこと課税所得を発生させて、グループ企業全体として法人税の支払いを回避するスキームがあります。G20やOECDが昨年から各国に対処を呼びかけています。
逆に日本企業はよく税務戦略に欠落していると言われるそうです。世界に名高いグローバル日本企業でも、国際税務担当は10人程度なんてことはざらだと聞いたことがあります。言い換えれば「タックス・ヘイブン」対策。国民国家を前提にする以上各国の協調体制が必要でしょう。如何に税金を支払わないようにするかも、企業経営でもありますから、知恵のある人が利益を得るのはある程度仕方がないのでしょう。今の段階は、そのことの情報公開が大事なのです。