物価「上がった」89.0%、08年9月以来の高水準 暮らし向きに影響=日銀アンケート
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欧米に比べれば緩やかと慰められますが、問題は賃金の膠着度。日本の賃上げはやや特殊で春先に集中し、期中の賃上げは殆ど無し。ボーナスはあるものの、欧米よりもその比率は低く、かつ、原価上昇でコロナもまだ楽観視出来ない中では期待薄。更に転職市場も狭い。
つまり、欧米に比べて少しの支出増でも家計の収支が傷みやすい構造になっており、物価高の痛みが大きい点が軽視されているように思います。
注目のコメント
マクロで見る限り「コロナ貯蓄によりインフレ耐性は残っているため、消費を大きく抑制することはない」という判断ですが、世帯間でのバラツキが大きく、コロナ貯蓄の少ない世帯、食品・光熱費支出の多い世帯も多いため、暮らし向きが苦しくなった世帯も多いのだと思います。