米、対中制裁関税の一部撤廃を近く判断か
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注目のコメント
インフレに苦しむ米が、国内物価を下げる処方箋として、原油の増産と中国への制裁関税を撤廃することは前から指摘されていたと思う。
確かに中国への関税を引き下げることで、中国からの商品が安価に米国市場に流入し、物価を下げる効果は考えられる。
ただ一方で露中がウクライナ戦争を契機にブロックを組みつつある。米国内政治的には、「中国への誤ったシグナル」と解され、政権批判を招きかねない。一方で中国との対話チャンネルが維持されることは、中国の対露接近を防ぐことに繋がることを期待したいが、今の習近平政権にはっきりとしたプーチン批判を期待することは難しいかもしれない。
一方で経済の面でも、昨年暮れに港湾労働者の人手不足やコンテナ不足が報道されたが、中国からの輸入増により、同様なボトルネックが発生する可能性もあるかもしれない。