【解説】なぜ企業は「広報」のプライオリティを上げなければいけないのか？
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お話をお伺いしました。かくいう、自分も「広報」の仕事をちょびっとだけしたことがあるのですが、KPIも立てにくいし、どれくらい会社の業績に貢献したのかも判然としない。なので、評価もしにくい、というのが実感としてありました。
なので、外部のPR会社等に支援をお願いして、ノウハウは教えてもらったりすのですが、じゃあそれが「メディア掲載」、その先の「価値向上」まで繋げられるかというと、個人の人脈など社会関係資本に引っ張られるというか、属人的な要素によって結果が左右される……。「メディチョク」は、そういった広報のインサイトをついたサービスだなあと個人的には思っており、そこで成果が出せれば、自ずと「広報」を営業や経営戦略における“武器”として使えるのではないかなと考えます。広報は大事ですね。様々な老舗企業と話していると経営陣が広報への優先度が高くないケースが多数です、新規事業、営業、企画、開発、M&Aなど売り上げに直結しがちなところの議論やテーマは多いですが、広報の議論が少ない、在り方・細かなやり方も変化してきてると思います、これは機会損失だと思います。
攻めの広報を実践するには、対外的に発信する価値のある「鮮度の良い材料(ネタ)」を常時収集する必要があります。そのためには高くアンテナを張り、社内の様々な動きに目を配っておかなければなりません。その上で、外部の媒体への記事の掲載機会を獲得するのみならず、オウンドメディアやSNSを活用した積極的な対外発信を行うことが求められています。
広報の手腕一つで、企業のブランドイメージは著しく変わってきます。広報がうまくいけば、企業の長期的な成長に寄与するばかりでなく、社員のモチベーションやエンゲージメントの向上にも繋がります。広報を軽視する経営者は(そんな経営者がいるとすれば、ですが)、残念としか言いようがありません。
