全国にLGBT就労支援を NPO、相談態勢拡大へ
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Rebitは、LGBTであり、うつや発達障害でもある人・職を転々としている人が、企業への安定就職を目指す就労移行支援事業所を都内で運営。
Rebitによると、現状の福祉サービス現場ではLGBTへの理解教育がなされておらず、うつや発達障害のあるLGBT当事者の9割がセクシャリティによるハラスメントを体験している。複合的マイノリティであることで、求職時にハラスメントを受けたり、やっとの想いでつながった福祉サービスが安全に利用できなかったり、それらが重なり生きること自体に絶望し、亡くなる人もいるという。
同じくLGBT団体の虹色ダイバーシティは、「LGBTはそうでない人に比べ、メンタルに問題を抱える人の割合が2倍以上高い」と発表している。コロナで多くのLGBTが貧困を経験しているが、困窮しても相談しにくい、との声も多い。
東京に偏在している支援のリソースを、全国にも拡充させることが必要。