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【直球】ウクライナ戦争は、いつまで続きますか?

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    基本的には、誰にも長さをコントロールできないのが戦争です。
     関ヶ原の戦いは、当時の大名の大多数は数年にわたる長期戦を予想していましたが、極めて短期決戦で終わりました。
     西南戦争も、両陣営とも長期戦を覚悟していましたが、ごく短期で終わりました。
     第1次世界大戦は、当初大多数の専門家は数か月で終わると予測していて、まさか4年も続くとは誰も思っていませんでした。当時のヨーロッパの技術で何年も戦争すれば数千万人が死ぬことになるので、そんなことはありえないというのがコンセンサスでした。

    戦争に絶対はありません。米国ですら、まさかベトナムに10年以上も縛り続けられるとは、ワシントンのエリートたちも全く予想していませんでした。
     戦争の長さをコントロールできないのは、あまりにも多くの要因が入り乱れるからで、人口、経済、国際関係、天候、技術革新、等々、あまりにも変数が多いため、コントロールも予想もできません。
     そうであるからこそ、戦争には極力慎重であるべきで、戦時中はなおさら慎重であるべきです。

    ロシアにとって、これは存亡を賭けた戦いです。負ければ、大日本帝国の崩壊や、ナチス・ドイツの滅亡のようなことになります。少なくとも、ロシア政府はそう考えているでしょう。実際、日本やドイツがそうであったように、ロシアの領土面積も大きく変わるでしょう。

    この戦争は、第1次世界大戦と第2次世界大戦の中間のようなスタイルですが、総合的な国力の戦いになります。
     ベトナム戦争とも、ソ連のアフガニスタン侵攻とも異なった形態です。これらの20世紀の戦争が、遊撃戦術を用いる相手との非対称戦であったのに対して、今のウクライナ軍は、近代的な正規軍です。
     ウクライナ政府が国外に脱出するような段階になれば、アフガニスタンのようなことになるでしょう。そういうゲリラ戦になってからも何年も続くでしょうから、いつになったらピッタリと戦争が終わる、ということはないでしょう。

    展開次第では、途中からロシアとウクライナの戦争ではなくなるかもしれません。ベラルーシの参戦は大いにありうるし、リトアニアやポーランドが巻き込まれてもおかしくはありません。
     そうやって、ヨーロッパ東方戦争、と後世呼ばれるような広範囲で長年の戦争になるパターンも含め、何通りもの可能性を検討し続けるしかないでしょう。


  • NewsPicks 記者

    ウクライナ戦争が始まって、5ヶ月目に突入してしまいました。状況は悪化する一方で、罪のない市民や多くの兵士が命を落としています。そして、戦争が続く限り、食料や燃料など、世界への影響も免れません。

    そこで、この記事ではずばり「この戦争がいつまで続くか」にフォーカスします。
    特に、あらゆる角度から問題を掘り下げるために、3つの違う専門分野のエキスパートを取材しました。具体的には
    ①ロシアの安全保障②戦争終結論③アメリカ政治のお三方です。

    今後の世界経済の行方にも大きく影響する、ウクライナ戦争を見通す上で有益な解説になっているのではないかと思っております。なお、今回の記事は豪華3人の専門家にご登場いただいたこともあり、入魂8000字となってしまいました。が、記事の最後には「まとめ」もつけてありますので、ぜひご高覧ください。


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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    アメリカに関して言えば、11月の中間選挙で共和党が大勝しても、ウクライナへの支援がプッツリ途絶えることはないでしょう。ただ、額の若干の増減や内容の変化はあるかもしれません。

    リスクがあるとすれば、ウクライナ側が非人道的な行為を行い西側の支持を失う、西側の兵器でロシア領内を攻撃してしまう、などどでしょうか。逆に言えば、ウクライナが「正義の軍隊」であるというイメージを守りさえすれば、西側の支援は増減こそあれ途絶えることはないでしょう。もちろんゼレンスキーさんはそこら辺十分にわかっているでしょうから、慎重にやっていると思いますが。


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