たばこ部屋やゴルフ、女性活躍阻む「閉鎖的人脈」
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注目のコメント
もともと閉鎖的な組織の中で、さらに入会資格が制限されているOBN。酒もタバコもゴルフもやらない男性にとってはマフィアにしか見えませんね。
嗜みを否定はしませんが、そこでビジネスを進めることは疎外を生み出すので、自覚的に抑制していただきたいですね。OBN…この言葉は流行りそうな予感がします。
タバコ部屋、飲み会、ゴルフの中で、喫煙者の減少でタバコの役割はかつてほどないにしても、飲み会、ゴルフは依然としてありますよね。
ただし、社内というより対外的な営業活動における役割が断然多い気がします。以下は私が最近聞いた一例です。
知り合いの大企業の役員は「新型コロナで飲み会とゴルフがなくなり、自分の役割がなくなった」と言っていた。
大手企業の部長(ゴルフ経験なし)が関係会社の役員に転籍したら、親会社を接待するためにゴルフを始めるように上司から厳命された。
某大手広告代理店の役員は、新型コロナの中でも担当する酒類メーカーのお酒を飲むために毎日飲み屋に通うことで誠意を伝えている。
個人的には、ビジネス上で飲み会やゴルフのようなコミュニケーションを全否定する必要はないと思います。私の知るかぎりメガベンチャーといわれるIT系企業もこの手の接待はバンバンやっています。
前職時代に米国の有名ビジネススクールに短期入学した際、教授に「米国でも仕事外の飲み会は必要か?」と質問したら、「YES」と言っていましたし…。
確かに女性には入ってきにくい世界かもしれませんが、男性でも酒が飲めな人やゴルフが嫌いな人もいます。逆に女性がこの世界でうまくお付き合いができれば男性より優位な立場に立てる場合もあるでしょう。要は常識の範囲でしたたかに活用すればいいと思います。オールドボーイズネットワーク、まさにこれが変われない役員、管理職の皆さんのこと。
恐らく今でもこの慣習は幅を利かせていると思います。これを『従業員とコミュニケーションが出来ている』と勘違いしている人が非常に多い。むしろ無意識に偏ったコミュニティができて差別の温床と言える。
役員、管理職の方なら少なくとも記事内にある10箇条を意識し日々行動すべきでしょう。