ロシア軍が重要都市リシチャンスクを制圧 ウクライナ側も認める
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ウクライナ軍参謀本部は、リシチャンスクの戦況について、2日間沈黙していましたが、ロシア軍による制圧を認めました。
ロシア軍は、ルハンスク州を完全制圧したことで、次はドネツク州の制圧をめざすことになります。
リシチャンスク市とその西方を確保したことで、ロシア軍はドネツ川を渡河する際の問題が減少しました。
ウクライナ側が保持するドネツク州北部に侵攻するためには、ドネツ川を渡河しなければならず、ウクライナ軍が橋を爆破していたことにより、ロシア軍はたびたび渡河に失敗して損害を出してきました。
今回、ドネツ川の対岸を広く確保したので、ドネツク州北部に向かって広範囲に展開して押し込んでいくことができます。
ドネツク州北部をめぐる戦いでは、人的な余力が勝敗を左右します。
長期の戦争で重要なのは、人員のローテーションを組むことです。3か月に一度は後方に下げて長期の休暇を与える、というのが重要です。そうしなければ、兵士の能力が急激に減衰していきます。
このことは、第2次世界大戦の太平洋戦線でも、米軍と日本軍の間で差が顕著でした。重要なのは、敢闘精神などではなく、シフトを組むことです。
この点で、ウクライナ軍は非常に不利です。特に職業軍人の損耗が、今後の戦闘継続を困難にするくらい大きくなっています。素人の中高年男性たちに銃を持たせても、すぐやられます。
ロシア軍は、かろうじてローテーションを組んで、回しています。兵力の集中や速戦速攻との兼ね合いがむずかしいですが、長期の戦争であれば、ローテーションを組んだ方が、確実に有利になります。ロシアの侵略はいつ終わりますか。戦争の目標は何でしょうか。
ウクライナはほんとうにみじめです。とんでもないゼレンスキー、政治を演技の場と思っている人は、自分だけは安全で、まったく被弾のチャンスはないが、国民にこれほど苦痛を与え、ほんとうにNATOでも加盟できればウクライナもある程度の我慢はできるでしょうか、それもなくて、ただアメリカのために代理戦争をしているだけで、国民、経済を苦しめていきます。
無責任のNATO、ピエロしか演じないゼレンスキー、狂暴のロシア、ほんとうに嫌な世界となっています。ロシアは犠牲を払いつつも、日本のメディアが期待するほど苦戦していないようだ。また、率直に言って経済制裁はロシアに対してよりも、むしろ欧米の経済にダメージを与えつつあるように見える。武器・エネルギー・食料がよく売れているので米国はこの紛争を続けたいのだろうが、いつまでもウクライナに代理戦争を戦わせていていいのだろうか。「落とし所」の模索が必要であるように思われる。