「3Dプリンターの家」で高すぎる日本の住宅は激安時代へ?
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家を全て3Dプリンタで作るのは無理でしょうけど。
少なくとも石膏ボードなど、構造物以外を3Dプリンタで作れる様になれば、工場から運ぶ手間は省けますね。
その辺は工場で大量生産する場合とのコスト比較しないとなんとも言えませんが。
注目のコメント
1,000年以上も続くフレームワークとして、建築に必要なのは、「用・強・美」。つまり機能性・耐久性・審美性。3Dプリンターで設計するうえで生活に必要な機能は満たすことができるでしょうが、問題は耐久性と審美性。
「300万円で10年なら」という発想もできますが、「3Dプリンターの家」が広がっていくことはないと個人的には思います。なぜなら、建築には構造物としての部材やジョイントという概念があり、その組み合わせである工法は3Dプリンターでは実現できないから。そして、日本には土地・住宅信仰が根強くあるから。
ただし、設計過程での施主と設計側でのコミュニケーションである模型とか含めて、3Dプリンターを活用することで業務が圧倒的に効率化されるなどはあると思います。AIなども同様ですが、技術は産業へ適用するうえでの出口とセットで、使いようではないかと思います。日本はご存じの通り有数の地震大国で建築基準が激厳しなので、日本ではなかなか実現は簡単ではないですが、それを超えるのがイノベーション。期待しています。
オランダは地震ほぼないので、建築基準がゆるゆるなので、3Dプリンター建築が盛んです。あとは中国も、、。この著者さんは、現在の3Dプリンタのような積層技術では建材に芯も柱も仕込めない、ってご存知ないのかしら?
まだまだ、地震がない地域の、レンガ積んだだけの家の代替でしかない技術。次のイノベーションがどのようなカタチで起きるか次第なので、まだ日本に適用したときに高くなる安くなるって議論のできる段階じゃないです。
ま、SFの一環だと割り切って想像を膨らませるだけなら悪くないですけどね。