参議院選挙 候補者アンケート “選択的夫婦別姓”導入の賛否は
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・賛成53%、どちらかといえば賛成9%(合計62%)
・どちらかといえば反対8%、反対21%(合計39%)
この結果は世論調査ともほぼ合致する。
一方、自民党は選択的夫婦別姓、同性婚ともに「回答しない」が4割以上いる。一体、誰を慮ってのことなのか。
実際に困っている人がいて、それを認めてあげても他人が迷惑するわけでもないことに誰がそこまでこだわるのか。
明治維新前には国民の大半は「姓」など持たず、(キリスト教徒なら理解はするが)太古の昔から公家、武家、宗教界で同性愛が認められていた日本で、なぜこの両件にそこまで反対する「伝統派勢力」が存在するのかがよく分かりません。NHKが参院選候補者に行ったアンケートの全ての回答結果はこちら。
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/sangiin/survey/
党派別の集計に加えて候補者それぞれの回答も掲載されています。良いページだと思います。
選択的夫婦別姓について自民党候補者の40%が「回答せず」ですが、これアンケート項目全般に渡って自民党候補者の回答が低調というわけではなく、例えば参議院選挙区の合区解消についてはシャキーンと91%が「賛成」と回答しているわけです(苦笑)。
この選択制夫婦別姓や同性婚といったジェンダー関連の質問は自民党候補者の回答率がとりわけ低く、回答者の中でも賛成の少ない分野であることがこの党派別集計のページから見て取れます。
この「回答せず」は自民党の専売特許ではなく、他の党でも多数の候補者が回答していないアンケート項目が散見され、各党それぞれ異なるジレンマを抱えていることが見て取れます。その中で全ての党に渡ってとりわけ回答率が低いのが皇室関連の項目です。