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リシチャンスク市は、セヴェロドネツク市に隣接していて、2つの市で合わせて工業地帯を形成しています。合わせて20万人ほどの人口が住んでいました。
 ウクライナ軍は西方に向かって今なお撤退しつつありますが、ロシア軍の砲撃を受けながら撤退しています。一部は撤退に失敗しています。
 ウクライナ軍の戦死者、捕虜、民間人の死者、失われた重火器などの数は、当面全容は判明しないでしょう。
 ロシア軍はルハンスク州の制圧を完了し、次の目標である西方に向かい、ドネツク州の制圧を目指すでしょう。ドネツク州に残された3大都市、バーフムト、スラヴィアンスク、クラマトルスクが次の主な戦場になります。

現在、戦争全体のバランスを崩しかねないのは、ベラルーシ軍の動きです。ベラルーシ政府は、ロシア政府の側に立ちながらも、これまでのらりくらりと本格的な参戦を避けてきましたが、軍事行動に出ようとする姿勢を打ち出しています。まだブラフかもしれませんが。
 ベラルーシ軍が、ウクライナ西部などに攻めこむと、ウクライナ軍はある程度そちらに兵力を分散せざるをえなくなります。
「ロシアが完全掌握を目指」しているのはウクライナ全土だから、ロシア軍が占領した20%の国土のうちの東部だけに注目するより、よりマクロな視点で前線を俯瞰した方がいいよね。

最近の前線の変化
https://twitter.com/WarMonitor3/status/1543311659707645960

これを見ればすぐわかるのが、東部ではロシア軍が占領地を広げつつ、南部と北東部でウクライナ軍が占領地を開放していること。ロシア軍の戦法は開戦から一貫して包囲戦なので、すでに包囲が完成しつつあり、さらにロシア軍の東部に偏った戦力からも、東部でウクライナ軍が攻勢をかけるのは難しい。

ウクライナ軍は今後シェーピング作戦で、スリャビャンスクからバクムートまでの直線に後退し、前線をフラットな状況に戻すとみられている。

また、ウクライナ軍は兵站線への攻撃をHIMARSの力を借りて加速していて、今後MLRSなども届くことでロシア軍の兵站がどのように変化していくかも注目点。
ロシアが完全掌握を目指すウクライナ東部ルガンスク州の攻防、親ロシア派「ルガンスク人民共和国」部隊のマロチコ報道官が「市政を完全に支配下に置いた」と主張しているそうですが、ウクライナ国家親衛隊の幹部は地元メディアに「周囲で激戦が続いているが、市は包囲されておらず、ウクライナ軍の支配下にある」と。