「日本ってもう貧しいんだな」娘抱え働くフリーランスドライバーの生活にも・・・ 参院選争点“物価高”が直撃
TBS NEWS DIG
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取材を受けて下さった、ななさん(仮名)の以下の言葉が、とても突き刺さりました。
ななさん
「安いものが売れる時代になっている時点で、貧しいのかなって思います。本当だったら“これがいいから”って、買い物をするじゃないですか。そうじゃなくて“生活に必要だけど、これしか買えないから”ということで、安いものが人気になっちゃったりとか。そういうのを見ていると“日本ってもう貧しいんだな”って思います」
また輸入肉の業者は、豚肉の価格取引でフィリピンに買い負ける日本の現状を訴えました。2日放送の『報道特集』では、私たちの国が、いまとても厳しい位置にいることを、様々な現場の声を通して気付かされました。
注目のコメント
日本人が貧しくなったのはこの記事のようなフリーランスだけではありません。「日本人の給与が上がらない」と言われていますが、社会保険や年金の料率が上がり、可処分所得は大きく下がっています。
<20代の実質可処分所得>
1990年:319万円
2020年:272万円(1990年比で▲15%)
更に言えば、給与の上昇率も大きく下がっています。
<20代前半⇒30代前半の給与上昇率>
1990年:+51%
2020年:+29%(1990年比▲22%)
1990年と言えば私が20代だった頃、今は息子が20代です。
日本は「親世代より子供世代が貧しくなる国」になってしまったということです。
こんな状態で多少子育て支援など行っても出生率が上がるとは思えません。自分より貧しい生活を子供にさせようとは誰も思いませんから。