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急失速する米住宅市場、売り手に不意打ち-価格引き下げ「うんざり」

Bloomberg.com
米住宅市場の異変は急激に起きた。ワシントン州シアトル近郊のエバレットにある自宅を売りに出しているカーリンとジャック・ステンジェム夫妻は5月以降、提示価格を10万ドル(約1350万円)近く引き下げた。夫妻は小さい家への住み替えを希望している。
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住宅に限らないが、買った後にもっと安くなれば失望する。一方でもっと安くなるかもと思って買い控えて、その後値上がりしたり変えなかったりすれば、それも失望する。
なかでも、住宅は金額が大きく、資産価値がある。だから、価格が下がっていけばすでに買った人の資産は減るし、もう少し待ってみようと需要が減る構造にもなりやすい。
記事にもあるように金利上昇もマイナス。もちろん加熱した経済を、お金のコストを上げることで需要を減らしたり、また将来価値の割引率を大きくすることで冷ますこと(それによって経済を平準化したりインフレを抑えたり)が目的なので、期待されている効果が実現しているとも言えるわけだが。
米住宅市場のことを考える時に重要なのはウワモノである建物の価値が日本ほど急速に減じないことであろう。ここは日本との大きな差である。土地の値段と建物の値段の合算となるわけだが、建物の価値があまり減らないため、大変な値段になっているところも多い。実際には買う時にきちんとメンテナンスされた建物かをしっかりとinspectionしたり過去の状況の確認も必要となる。また、実際にメンテナンスも大変だと聞く。
良いことです。