[ロンドン 1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表した英国の6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は、前月から低下し速報値からも下方修正された。新規受注が過去2年で最大の減少を記録した。

PMIは52.8。5月は54.6、速報値は53.4だった。

生産がほとんど伸びず、先行きの見通しは2020年5月以降で最も暗くなった。価格圧力は依然高いものの、最近の記録的水準からはさらに緩和した。

S&Pグローバルは「国内需要の停滞、輸出市場の低迷、インフレ圧力、生活費の増加が消費者需要に与える影響、サプライチェーンの問題などを企業は懸念している」と述べた。