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サービス関連の持ち直しで非製造業の業況判断DIの改善幅は予想通りでしたが、製造業の悪化幅は予想を上回りました。これは、昨日公表された鉱工業生産が大きく下振れたこととも整合的です。製造業の内外市況は小幅改善となったので、原材料高と供給制約が業況悪化の原因と考えられます。結果、全産業ベースでも景況感は「足踏み」という形になりました。

一方、設備投資はかなり強気の計画です。事業環境の先行き不透明感は高まっていますが、企業の設備投資マインドが前向きになっていることは明るい材料です。
既に公表済みの法人企業景気予測調査でも、経常利益計画が大企業で下方修正、非製造業で上方修正となってましたので、違和感ない結果です。
日銀が発表した短観=企業短期経済観測調査によりますと、大企業の製造業の景気判断を示す指数はプラス9ポイントと前回調査を5ポイント下回り、2期連続の悪化となっています

日銀が発表した短観はこちらです。
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/tankan06a.htm/