サハリン2、ロシアが「接収」=プーチン氏が大統領令―日本商社出資のLNG事業
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サハリン2を運営しているのは、「サハリン・エナジー・インベストメント社」ですが、三井物産や三菱商事もこの会社の大株主です。
日本で使用されている天然ガスのおよそ8%が、このサハリン2から輸入されてきました。
大統領令では、ロシア政府が新たに持ち株会社を設立して、「サハリン・エナジー・インベストメント社」の株は、全てこの新持ち株会社に無償で譲渡しなければならないことが定められています。
つまり、強制的な国有化です。
三井物産のサハリン2への投融資残高は約4300億円、三菱商事は、約3400億円です。
なお、シェルも「サハリン・エナジー・インベストメント社」の株式を27.5%保有していますが、開戦後即座に撤退を決め、この27.5%を中国の国営石油ガス企業やインド企業に売却する交渉をしていました。ロシア政府のこの大統領令を見るに、シェルは売り抜けるのには失敗したようです。ウクライナをサクッとかすめ取ろうとした当初の意図を超えて、追い詰められたロシアは世界を敵に回す方向にぐいぐい進んで行っています。
プーチンに喧嘩を売られた形の萩生田さんがどう出るか、見ものです。
「サハリン2」、どけと言われてもどかない=萩生田経産相
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