日本生命「9カ月間で34件の違反行為」の異常事態
東洋経済オンライン
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保険営業の「手法」がアップデートされていないんです。昭和のまんまなんです。営業のスキルが。だから、どれだけ昭和と平成の杵柄を取ってきた上役が営業指導しても、営業マンは、昭和平成のそれが再生産されるだけで、もう、無理、という状況です。けれど、必要とされる営業成績が低くなるはずもなく。そのような無理感が業界では当たり前になっています。
保険営業は、「新規獲得件数」や「AN Pなどの年間の契約金額」を主たる成績に求めるのはもう時代遅れです。いかに「顧客満足度の最大化=保険金や保険サービスを確実に届ける」ことに、会社としてど真剣に軸足をシフトできるか、若いリーダーが出てきて、昭和の役員を取り払って、そこにシフトしていったところが、業界を変えると思います。だって、保険のサービスって、「保険金を届ける」ことにあるわけで、そこを最重要な指標にしなければ、いつまでたっても「保険」と聞くだけで、苦い顔をされてしまう状態が続きます。
保険金を届ける、その時に、届けた相手がどんな顔をするか、どんなことを言うか、どんな思いか、それをたくさん「肌で」知る営業マンが、今最も売れている営業マンでしょう。凄い手法です。傍若無人っぷりが昭和の証券マンのようだ。
"同支社所属の営業職員が70代の契約者の配偶者と懇意になり、銀行の通帳とパスワードを入手。約8カ月間に計38回も契約者貸付金や配当金を不正に引き出して金銭を取得した事故"