米FRB、物価抑制を優先 議長「痛みを伴う可能性」警告
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車の運転に例えれば、法定速度40Kmのところを160Km以上出てしまってるので、急ブレーキをかけてスピード下げようとしているわけですから、それなりの衝撃は不可避でしょう。
オイルショックによる原油価格の高騰やベトナム戦争による需要超過を発端に始まって今回並のインフレを経験した1970年代から80年代の初めにかけて、景気後退を怖れて緩やかな引き締めをしているうちは全く収まらず寧ろ昂進が続いてインフレ率は13%にも達し、故ボルカー議長が政策目標を金利から量に変更して金利を上げるに任せて20%にまで引き上げて収めたことがありました。
インフレ心理が昂進しているのにインフレは一時的、米国経済は軟着陸できるとの見解が繰り返されている間、本当に大丈夫かと感じていましたが、やはり、という気がします。制御できないインフレは緩やかなデフレより怖いのです。山高ければ谷深し。極端な緩和で景気を実力以上に支えれば、その反動が一定程度出ることは避けられません。いよいよ覚悟を決めたということでしょうか・・・ (・・;欧米の中央銀行は、断固たる姿勢でインフレ抑制を推進している。一方で、日銀は金融緩和を継続。
上記の政策の差が主因となり、急ピッチで円安が進んでおります。日銀の姿勢が変わらないとすると、円安基調はしばらく続くでしょう。