【人間六度】白血病になって気づいた、死ぬよりつらいこと
NewsPicks編集部
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注目のコメント
連載4日目のテーマは、問題意識。
人間六度さんは、小説家らしく「泣かせる系コンテンツ問題」について話してくれました。
いやー、本当にそうなんですよね。
私も、Twitterなんかでは散々「難病モノ」に苦言を呈してしまうクチです(大人げなくてよくないですね)。
六度さんの小説は、そこのリアリティが全然違って、だからこそ今回取材させてもらったというのもあります。
問題意識を抱える六度さんが、これからどんな「難病モノ」小説を書いてくれるのか、すごく楽しみです。「僕は難病で死んでしまうより、難病を抱えたまま生き続けることのほうがつらいのではないかと思います。」
祖母が「死にたい」とぼやきながら、亡くなったのを思い出した。安楽死の是非に関わってくる話である。最近のマイブームは「死」について考えることなのですが、まさに!のタイミングでこの記事に出会いました。
本や漫画、映画やドラマといったツールでは死の本質的な部分を伝えることはできない、理解することはできないという持論を持っているのですが、だからこそ本や漫画、映画やドラマにできることは何か?を考えたりもしています。恐らくそれらにできることはプロセスを伝え、感情を追体験させ、「死に備える」ことを読者や視聴者にさせることなのだろうなと考えました。
007: NO TIME TO DIEでも思い返せば「死よりも怖いもの、孤独をお前に与えてやる」といったニュアンスの台詞をボンドのヴィランとして登場したサフィンが言っていました。生き地獄という言葉がある通り、生きていた方がつらい。死んだ方がマシだ、と思うこともきっとあるのだろうなと思います。