100年前から「DE&I」。IBMグループが明かす「多様性の現実」
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IBMのD&Iには100年の歴史があるとのこと。すごい。
日本だと、まだD&Iと事業成長が明確に結びついた事例は少ない気がするけど、先人たちの手法を取り入れていきたいですね。
「「共創」とは、全ての関係者の個性を理解すること」という見出し、刺さりました。
注目のコメント
100年前からIBMはダイバーシティに取り組んでいる長い歴史があります。その長い歴史には理由があり、人種や国籍、性別、世代など色々な観点で昔から継続的にその多様な視点を尊重し、そして働きづらさ生活しづらい課題があれば、テクノロジーで解決し新たな価値をもたらしてきたわけです。
多様性というものは、一過性のものではなく、持続的に最後まで取り組み続けるものでありますが、そこには必ずインクルーシブに誰しも取り残されない社会を作り出すパーパスがあり、人にはスタート地点の違いはあれど、それを個性と読み取り、でもサポートや配慮が必要なのであれば、双方の理解により公平なゴールに辿り着くためのサポートに挑戦するエクイティの考え方がセットで考えられます。
弊社での技術者という一人一人違ったキャリアと、地域と首都圏のフラット化、色々な要素でイコールに輝く会社となるために、日々の取り組みをこちらの記事で表現しました。目まぐるしい変化のIT業界で100年以上に渡りトップを走り続けるIBM。「エクイティ」の考え方をいち早くを取り入れ 全員が “イコールに働く”ところにもっていき、そこでフェアーに評価するのがIBMスタイル。私がIBMに在籍していた時にはジニー・ロメッティがCEOで、毎日の仕事で、女性やマイノリティが常に歓迎されている雰囲気を作らないと人数合わせをしても意味がないと言っていた。常に3歩くらい先を行くIBMだからこそ、ダイバーシティーのロールモデルとして注目していきたい。
この10年で「多様性」の重要性の認知は大きく広がりました。それは社会的要請に加え、多様性がイノベーションの源泉となり、組織変革や前進のエンジンとなることが広く認識されてきたためと言えると思います。
ただ、さまざまな人が集まれば自然と生まれるわけではないのが、多様性の難しいところ。
誰しも属性や個性、バックボーンが異なりますが、そうした違いを理解し、それぞれの違いに起因するスタート地点の不平等を認め、その是正を通じて、あらゆる個人が能力を発揮できる環境を整えていくことが、いま組織に強く求められています。
創業以来、多様性を追求し続けているIBMグループの取り組みからは、地道な積み重ねによってダイバシティーの土台を築いていることが強く伝わってきます。
日本アイ・ビー・エムデジタルサービス(IJDS)の井上裕美代表に、多様性の追求を通じて見えてきた景色について話をうかがいました。