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製造業が悪化、非製造業が改善の見通しですが、非製造業の改善幅の方が大きいので、全体でみれば改善という姿です。
円安で企業の業績が押し上げられたとしても所詮は円で測った名目の話ですから、製造業は大変そうですね。今では金額ベースでGDPの2割程度に過ぎない製造業ですが、製造業のウェイトの高い地域は相対的に賃金水準が高いと言われています。コロナ禍で大きく落ち込んでいた旅客輸送や飲食が戻って来るので全体としては改善方向になるのでしょうが、2019年は4兆8千億円に上った訪日客の消費が一日2万人、ツアー客のみといった鎖国政策の継続で多くは望めぬなか、日本のサービス業は日本の顧客が頼りです。世界を相手に本源的な価値を生む製造業が元気にならないと、日本がコロナ禍前を超えて本格的に回復するのは難しそう。この上さらに電力不足が足を引っ張ることにならなければよいですが・・・ (・・;
先般公表された法人企業景気予測調査でも、製造業の経常利益下方修正されてましたからそうでしょうね。
一方、非製造業は上方修正されてましたから、短観でも改善の可能性があるでしょう。
7月1日に公表される日銀の短観。
「2期連続で悪化」という予想が大半のようです。

「ロシアのウクライナ侵攻による原材料価格の高騰や、中国 上海で先月末まで続いた厳しい外出制限の影響による部品の調達難が主な要因で、13社のうち9社が悪化を予測」

前回4月の結果はこちらでご覧いただけます。
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/index.htm/