「酒」特区、活気も醸す 全国の認定醸造所10年で1.7倍
日本経済新聞
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今、若い世代の酒のイノベーターが一気に増えていてとても面白い。私の住む福島県浪江町の隣、南相馬市にも、haccobaという酒蔵を若い起業家たちが創り、新アイテムをオンライン販売するとすぐに売り切れてしまう人気ぶり。
日本酒の輸出も伸びているが、酒米は食用米よりも単価も高く、日本酒市場が拡がることは米農家にとっても重要。
酒造免許の新規発行制限をはじめ、イノベーションを抑制する規制はどんどん廃止・緩和して、国として酒造りをバックアップしていくべきだと思う。僕は大の酒好きだが、やはりそこには食も伴う。
酒が地域の特色を活かしたものになるのであれば、それは地域の食とのマリアージュを意識するべきであり、それでこそ観光客が「そこでしか味わえない」非日常体験になるはずだ。
縦割りの思考ではなく、顧客視点での協働を是非求めたいものだ。酒特区の認定を受ければ、最低製造数量基準が大幅に緩和され、小規模な事業者も挑戦しやすくなるとのこと。
大量生産をしなくても良くなれば、その分実際のお酒の販売以外からの収益を目指すような体験型モデルを組み合わせるなど、柔軟な発想でそれぞれの事業者さんの個性がうまく出せそうですね!
実際に、記事には長野県の「千曲川ワインバレー」ではワインツーリズムのイベントに2日間でおよそ4000人が来訪したり、新潟の尾畑酒造は酒造りプログラムを毎年夏に実施しているとありました。コロナ禍以前の参加者は海外からも多かったそうです。
お酒の味だけで勝負すると、たくさんのお酒の中で埋もれてしまいそうですが、事業者さんが伝えたいことをうまくお酒販売以外からも表現していくことで、消費者にメッセージが伝わるなんて素敵だなと感じました。