ジャカルタMRT建設、「オールジャパン体制」に暗雲 現地に漂う日本への失望とは
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色々と問題提起として読みたい記事。私が外務省に入る1999年、その少し前から、「タイドは大企業向けだ、血税を大企業の海外インフラ事業に使い、大企業救済だ、いかん!」という論調が強く、アンタイドがメインになりました。が、アンタイドになったらば、外国企業が入ってくることで、今度は真逆に「血税が外国企業を設けるきっかけとなるのはけしからん」という論調へ。その議論は、当時、メディアや政治家も取り上げていましたが、今は忘れ去られている感があります。その延長線上として、本記事を読むと色々と考えるきっかけになります。
また、ジャカルターバンドン高速鉄道について中国が「横取り」し、インドネシアが「裏切った」という論調もありましたが、稚拙な議論だと思っています。国際政治のリアルポリティックスを考えれば、横取り、裏切りということ自体が相手にされないと思います。横取りされないようなロビングと案件形成、獲得というしたたかさを持ちつつ、当該国の発展に貢献、関連企業も裨益するという結果を勝ち取ることが大切だと思います。