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Live Updates: Supreme Court Overturns Roe v. Wade

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    上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)

    事前リークの通り。ロウ対ウエード判決を覆して、中絶禁止を州の裁量に認める最高裁判決。リークでは5対4となっていましたが、最終的にロバーツ長官も加わり6対3。近年、大きなトリの判決は金曜日に出ることが多いのですが、判決後のデモなどの反発も予想されるため、次週1日だと独立記念日直前の連休を避けて、24日だったのかと想像します。いずれにしろ、ほぼ50年ぶりの大変化。50年前の世界にタイムスリップ。

    5月初めのリーク報道の時に「もうこの段階なので、多数派意見(「ロウ違憲」)が変わることは9割以上の確率でほぼない」と複数のラジオでお伝えしました。やはり変わらず。「リークで判決延期」とかなら可能性はあったはずですが、それもなし。

    「ロウ判決」が覆されため、トリガー法を決めている13の州が直ちに中絶が違法。この13州を含めて、全米で26州が中絶へのアクセスを大幅に制限する可能性があるとされています。

    保守派が次に狙うのは2015年に最高裁が認めた同性婚。もし最高裁が取り上げた場合(控訴されたものの中で最高裁が取り上げるのは数%のみ)こちらも違憲となるのはほぼ必至(と断言できるのが現在の超保守の最高裁の判事構成)。

    日本時間23時30分ごろからかじりつきで聴いているNPRの特別番組のライブ放送では「司法が落とした核爆弾」という表現もありました。

    アメリカ政治をずって見てきたものとして、5月のリークでこうなるのは分かっていたのですが、それでも頭を強く殴られた感覚。2022年6月24日はアメリカを変えた日。

    政治への影響はどうか。投票率が低い中間選挙は「怒り」などの強い感情が投票率を決め、結果を左右します。リーク後の世論調査ではリベラル派の投票意欲は予想通り高まっていますが、「歓喜」「さらに次を」なのか、保守派の投票意欲も一定程度高まっています。実際の判決でどうなっていくか。いずれにしろ、判事任命承認をする上院だけでなく、州知事、州議会などの候補者はこの判決で秋までの戦い方が変わってくるかと思います。


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