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4月 消費者物価指数 前年同月を2.1%上回る 2%上昇は13年ぶり
NHKニュース 212Picks
流行が見える「メルカリ物価・数量指数」提供開始
ITmedia NEWS 84Picks
【財務省】消費者物価指数が2%超え 消費マインドの悪化に懸念
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新潟市4月消費者物価指数、最高更新 6カ月連続上昇
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国内外の注目経済指標:5月全国消費者物価コア指数は2%超の上昇に
財経新聞 2Picks
マカオ総合消費者物価指数、3月は1.1%上昇
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米消費者物価指数、5月は8.6%上昇 約40年ぶりの水準続く
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消費者物価指数上昇 家計に負担、企業は客離れ懸念
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日本:消費者物価指数(2022年4月) ―― 消費税の影響を除けば約30年ぶりの上昇率
ZUU Online|経済金融メディア 1Pick
3月消費者物価指数、0.8%上昇 7カ月連続で前年を上回る
毎日新聞 1Pick
エネルギーの押し上げに持続性ありませんし、米景気後退懸念も高まってますので、常識的に考えれば金融政策修正はないでしょう。
【米国】
2020年 11月 1.2%(0.8%)
2020年 12月 1.4%(0.8%)
2021年 1月 1.4%(1.6%)
2021年 2月 1.7%(3.0%)
2021年 3月 2.6%(4.1%)
2021年 4月 4.2%(6.5%)
2021年 5月 5.0%(7.0%)
そして今は8.6%に達しています。
【欧州】
2021年 5月 2.0%(7.3%)
2021年 6月 1.9%(7.7%)
2021年 7月 2.2%(8.8%)
2021年 8月 3.0%(9.6%)
2021年 9月 3.4%(10.8%)
2021年10月 4.1%(12.5%)
2021年11月 4.9%(13.3%)
2021年12月 5.0%(13.3%)
そして今は8.1%に達しています。
最近2%を超えた日本の動きです。
1月 0.5%(9.0%)
2月 0.9%(9.4%)
3月 1.2%(9.3%)
4月 2.5%(9.8%)
5月 2.5%(9.1%)
欧米は2%を超えたあたりから生産コストの上昇を反映して一気に上げていきましたが、日本は生産コストを企業が吸収して消費者物価の上げ幅は緩やかです。4月の急進は携帯電話の影響を受けていますので、それを均せば更に緩やかに見えるでしょう。しかし生産コストは欧米並みに上がっています。企業はどこまで我慢できるのか。
万が一にもインフレ心理に本格的に火がつけば、欧米並みのインフレに至る素地はあるのです。政府が1000兆円の借金を抱えて毎年200兆円に上る国債を発行し、日銀が500兆円を超える低利国債を持つ日本では、インフレが起きても日銀は金利を上げて対応することができません。インフレを抑えようと思えばMMTの示唆するところに従い増税して財政支出を抑えるほか無さそうですが、選挙の洗礼を受ける政府にそんなことができる筈もないでしょう。欧米の中銀も、インフレ率が2%を超える辺りでは、資源価格の高騰によるインフレは一時的と主張していたのです。日銀は粘り強くインフレを目指すとのことですが、インフレ心理に本格的に火がつかぬよう念じたい・・・ (・・;