• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

EU首脳、ウクライナとモルドバの加盟候補国入りで合意

133
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • 下北の不良大人

    確かに、異例の速さでウクライナとモルドバに加え、ジョルジアにも加盟国候補としたEUだが、理由はロシアの最大の同盟国、又は3国共に黒海を挟んでロシアに隣接していること。困難のはこれから。

    3つの要件が盛り込まれたコペンハーゲン基準があり、これを食らいする必要がある。内容は、自由市場経済が機能しているか、人権やEUの法治主義といったヨーロッパの価値観を守るにふさわしい制度があるか、包括的な民主主義が機能しているか等。ウクライナが戦争状態にある間は、これらの基準を満たすことはできない。

    なんしろ、EU加盟までにかかる平均時間は4年10カ月。しかし、東欧の加盟国の中には、最近加盟したブルガリア、ルーマニア、クロアチアでは、全プロセスに10年から12年かかっている。

    また、貿易、法律、市民社会など35の交渉章の協議開始に全加盟国が合意したら、ウクライナはそれぞれの分野で求められる基準を満たすために、国内改革を進めなければならない。この場合も、各章を閉じる前に、すべての加盟国がこれらの要件が満たされたことに同意しなければならない。

    しかし、ロシアーウクライナ戦争が、今後どれだけ続くかは分からないが、いくら欧米が戦後のウクライナ再興を後押ししたとしても、膨大なコストと時間がかかる。少なくともそのプロセス中は、要件を満たすことは不可能。

    ロシアに大きなメッセージを送ることになるかもしれないが、現実には、ウクライナは、外国軍の侵略を受けている間はもちろんのこと、最高の状態でも十分に困難な改革を、ほとんど自力で行わうことが出来ない国でもある。

    EUの加盟国候補として申請を受けたのは、世界世論に対する、上辺だけの道徳的パフォーマンスに過ぎないと感じます。


注目のコメント

  • badge
    慶應義塾大学 教授

    ウクライナはロシアが侵攻して以後の2月末にEU加盟申請をして、わずか4ヶ月で加盟候補国として認定された。このスピードには前例がない。実際の加盟には、ウクライナがEU基準のガバナンスを確立する必要があり、なお数年を要するだろう。しかしEU加盟候補国認定は、ウクライナに民主化路線を不可逆的にさせ、何より欧州諸国がウクライナを欧州アイデンティティの下に位置付けたということが重要だ。


  • 朝日新聞社 メディアデザインセンター 部長

    今のところは、EUにウクライナを加盟国にするかたい意思があるというよりは「ウクライナの側にいる」というEUからの政治的なメッセージかと思います。

    EU加盟国になるには、まず「加盟候補国」になることを認めてもらい、その後交渉入りの条件を整えて「加盟交渉国」になる必要があります。人権、民主主義、法の支配といった価値を共有しているか、EU法を国内で実施する条件が整っているかなど多方面にわたる審査と交渉があります。例えばトルコが加盟候補国になったのは23年前の1999年、交渉開始は17年前の2005年でした。


  • badge
    三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員

    意地悪な書き方ですが、候補国になっただけです。これから長い道のりです。政治、経済、社会、の広範にわたる改革を要します。

    特にウクライナの政治の歴史に鑑みるに、少なくとも「法の秩序」の点に関しては、かなり困難を伴うのではないでしょうか。

    なおトルコやバルカンを考えると、数年単位ではまず無理。進むとしても、十数年単位でしょう。特例的にエレベーター措置を施したら、それこそハレーションを起こします。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか