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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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独立系ベンチャーキャピタル。アーリーステージの企業に積極的投資。大企業と中小、ベンチャー間の連携支援、IPOに依存しないファンドモデルの創出などに取り組む。
業種
ベンチャー・キャピタル
時価総額
48.8 億円
業績
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気になるのはLIXILのガバナンス欠如を描いた読み応えのある本も出ましたが、こういう動きが逆に企業を刺激してより尻込みしてしまいことです。しっかり主張する取締役を置かず形骸化してしまうと、時代にまた逆行してしまいます。貪欲に成長を求める姿勢が応援されることを願います。
・安定株主比率を高めること
・株主との対話と応援いただける関係づくり
の重要性。
「株式会社は株主のもの」は原理原則であり、株主の賛同なくして取締役の続行はない。
昨今はベンチャー企業の大型の資金調達により、創業者の持ち分の希薄化が進むことも多いため、このようなケースが増える可能性は高い。
しかしながら、世界で勝てるビッグベンチャーを生み出すには、希薄化を許容した資金調達や成長投資も必要だ。
このような案件で希薄化を恐れてチャレンジしなくなる経営者が増えることは避けたい。そもそも大きな志を持つ経営者であれば、このような事象に臆することなくチャレンジを続けるとは思いますが。。
しかも個人の株主が出した提案が、です。
今回のトップ交代劇があったのは京都のVC、フューチャーベンチャーキャピタルです。その企業は圧倒的な大株主は少なく、小さな株主が80%を占めるVCでした。
正しいかどうかは、株主が決める。今回の提案は、「企業は誰のものか」、という問いもたてています。
記事の中にもありますが、金さんの全国行脚で個人株主を説得していくYouTubeやツイッター、Yahoo掲示板などは大変興味深く拝見しました。全くカメラを触ったことも、YouTubeに動画をアップしたことがなくても
強い信念があったからこそ、ここまでできるのだと感じました。すごい。
本件でどちらが正しかったかはわかりませんが、提案側が自ら乗り込むということでどれだけ実績を上げるのかが数字で明確に分かるというのも異例ですね
気になるのは従業員がどうするのか
従業員は32人ということで普通に考えればスモールチームでやっていたところに外から乗り込んでくると辞める人がかなり出そうですがそうでもなかったりすると、従業員にも支持されてないということ
従業員側からはどちらを支持するかの表明は(少なくともググった範囲では)出ていないですね
いずれにしろ、株価が低迷する起業での経営の緊張度は大きく上がりそうな事案と思います
ファンド運営とステークホルダーである地銀。確かに株価は低迷していましたが、個人投資家が置き去りになっていたという事ですね。バランスが難しい。
株主名簿上位に松本社長をはじめ経営陣はいないとはいえ、まさか2.5%の比率でこの結果は予想できない。
仮にこの提案が負けて松本社長続投になったとしても、運営に緊張感が出てくることによって株価は上がる可能性が高いとすれば、金氏にとって悪い話ではなかったのかもしれないな、と思いました。
この問題を追い続けてきた洪記者のレポートです。
派手な政権交代だっただけに今後、新社長となる金さんの有言実行度も厳しくチェックされることになりそう。今後の展開にも注目したいと思います。
ただし、実際に投資家にその計画を伝えるのには多大な努力が必要です。新たな社長の金さんの情熱の大きさと、FVCの企業規模が小さく株主が分散していたことなどがあわさって、3か月の短期決戦で結果が出たと捉えています。
今後も紆余曲折はあると思いまし、簡単ではないと思いますが、実際に企業成長が実現されるのがとても楽しみです!
ここからは、株主提案の中身を実践できるかどうか。世間の目はそこに集中します。投資リターンの実態を動画やSNSで報告すれば、株主も安心でしょう。企業活動の透明性は重要です。
DXにしても、サステナビリティ・ESGにしても、いまの「変われない」日本企業に変革を迫るためにはメディアで記事を書き立てるよりも何より、このように株式市場(=投資家)がプレッシャーをかけることがもっとも重要で効率的です。