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ここ数日、中国の官製メディアは「香港返還25周年」を大々的に特集しています。新華社は、元行政長官、現行政長官、そして7月1日に新たな行政長官に就任する李家超氏などへのインタビュー記事を立て続けに掲載し、香港がここ数年の混乱を乗り越えて安定的な局面を取り戻したことを評価する論陣を張っています。

李氏はインタビューの中で「香港は統治から振興という肝心な時期に差し掛かっている。この5年という時間をしっかりと使い、安定した基礎を築きたい。そうすることで、今後、我々は上に向かって、何の心配もなく発展していくことが可能になる」とコメント。

7月1日に発足する新政府の閣僚も発表されていますが、李氏に次ぐナンバー2には、李氏と同じ保安部(警察機関)出身で、国家安全維持委員会事務局長の陳国基氏を任命。ここ数年、民主化を求める抗議デモの鎮静化を含め「治安の安定」、「国家安全の保障」で業績を上げた人物が重役を務めるようになっています。

国家安全維持法の施行、選挙制度の見直しなどを経て、香港の地で民主派や反対派が政治の舞台で”活躍”する土壌はもはや完全に失われたと言っていいでしょう。
今週の注目トピックは、参議院選挙始まる、でしょうか。岸田政権の中間テストです。候補者はこの暑い中、熱く名前を連呼しています。

国を憂い、未来の日本を託せる気概のある人を選ばなければなりません。名前だけを連呼する人、美辞麗句を並べ立てる人ではなく、しっかりしたビジョンをもち、政策をもっている人を選ばなければなりません。
音声で聴きたい方はこちらをどうぞ💁‍♀️
https://newspicks.com/live-movie/2141
この連載について
NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。