2022/6/23
【直言】ニッポンの観光、そして星野リゾートの持続可能性を問う
老舗の温泉旅館の跡を継ぎ、独自の着想と経営手腕でホテル運営事業を急拡大させてきた星野佳路・星野リゾート代表にとっても、コロナ禍は大きな危機であり転機ともなった。
コロナによる経営不安を払拭するための「倒産確率」公表という奇手、業績回復の原動力となった「マイクロツーリズム」という気づき、そして遠い未来を見据えたグローバル戦略の布石、さらにはインバウンド再開にあたっての懸念。
日本が真の「観光立国」を目指すために、いかなる対策が必要なのか。国はどう関わるべきか。そして、星野リゾートが進むべき道は?
観光業のオピニオンリーダーが縦横無尽に語った。
INDEX
- アメリカで「温泉旅館」展開の勝算
- 星野リゾート「倒産確率」の真意
- 「マイクロツーリズム」という気づき
- 「円安下」の需要回復を読み解く
- インバウンド再開、「二重格差」の懸念
- 「規制緩和」で観光業は激変する
アメリカで「温泉旅館」展開の勝算
星野 昨年11月、北米視察に行ってきました。オミクロンで、帰国が結構大変だったんだけど。
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Editor's Choice
この連載について
6月から外国人がようやく日本観光をできるようになった。新型コロナウイルスの影響で激減していた観光客数は、これからどう復活するのか。世界の観光ランキングで1位を取ったニッポンの観光新時代を探る。