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何でも改革すればいいという訳ではなく、目的や効果を見極めながらより良い在り方を考える。民主主義の基本だと思いますが、当事者になると極めて面倒なんですよね。しかも、前例踏襲のマイナスからのスタートなので…。
そうは言いつつも、誰も着手せずに放置してきたから今があります。放置され続けて時代遅れが甚だしい問題はPTAだけでもありませんね。
面倒でも議論を喚起することが、よりよい在り方への第一歩ですね。それにしても、障壁が厚くて多すぎる...。
個人的には、子供が学ぶ場を先生だけに任せるのではなく、親だったり地域で支えよう、というもともとの理念は良いと思うんですよね
今は昔より父親でも興味を持つ人は増えてるだろうし、共働きで忙しいならなおさら地域で子育てするという発想は、むしろ求められている、という議論になります
ただ、先日もコメントした通り「無作為」の結果、前例踏襲になり今の時代とあわないこともたくさんあるということですが、これだけのエネルギーと行動力がないとなかなか変えられない、ということでもあります
【先日のコメント転載】
PTAは何かと批判にさらされますし理解はできるものの、恐らく多くの人が抱いている、何か旧態依然で「絶対必要だ!」と強く主張する変化を拒む官僚組織があるというイメージとは違っていて、1〜2年の任期で委員が入れ替わる中で、何かを「止める」「変える」ことのコストが大きく結果として前例踏襲になっている無作為の結果と言うことのほうが大きい
多くの場合、年度初めに何もわからず委員に就任し、まずは前年まで何をやっていたのかを聞き良くわからないまま自分の年の活動を組み立ていきますが、顔をあわせたばかりでどんな意見を持っているかも分からない委員メンバーの中では「では、昨年に従って、、」とするのが一番意思決定が楽
何かを変えたりやめるには、まずは誰かがリーダーシップをとって委員内で合意形成し、学校とも調整し、「絶対続けるべき」という一部の保護者からの反対にも対応することが必要で、前例踏襲をするよりもその年の委員は何倍も大変になる構造で敢えてそれをやるインセンティブを持った人は出てこないのもある意味合理的かと思います
色々批判をする方は是非自らPTAに関与して改革をして欲しいですね。殆どの人は「いや、そこまではちょっと」となるのではないでしょうか?
と、いうのが2年ほど小学校PTAのオンライン化を頑張ってきた中で全ての業務を総ざらいした経験からの感想です
https://npo.cybozu.co.jp/blog/post/159/
我が家は東京都公立小一年生、学童も民間企業への業務委託のため、それなりに案内はアプリだったり、宿題と親宛の案内はファイルが別だったりと驚くような非効率を感じずに過ごしています。
学校運営の効率化が進まない行政区=PTAの在り方も旧態依然でしょうから、民間企業への委託がものをいう、ビジネスチャンスではあります。
しかし、本質的には岡田さんのような親が中から変えていくことが大事でしょうね、
大事でしょうねといいながら、自分が今そこに時間は注げない。
綺麗事で済ませられないアジェンダで悩ましい。
不要な行事やマニュアルの見直しが必要ですが、これを精査するのに結構時間がかかります。PTAや町内会などから、日本を変えていけるかもしれません。
本記事がかなりサマリーになっているが、とても面白かった。理想と現実というか、特に「なんでも廃止すればいいわけではない」に書かれてる点は、とても興味深かった…
東京都小学校PTA、全国組織退会へ 全国初 「現場の声反映なく」
https://newspicks.com/news/7206957
このお話はPTAについてでしたが、旧態依然とした環境を変えるならただの合理性だけではなく、そこにどっぷり関わってる人の心理を知り、配慮し変わろうと思うように仕向けて行く。
そんな「変える」についての生々しい事例が満載の記事でした。
エンジニアがいうレガシーコードみたいなもんですね。もう複雑にこんがらがっちゃているので、いっそゼロから作った方がよほど楽というヤツ。読んでて思い浮かんだのはそれです。
なぜか夏休みのラジオ体操はPTAが主催ですが、コロナが落ち着きつつある時期であるにも関わらず、中止を決断しました。
その理由は、6つ。正しいかどうかは検証が必要とは思ってます。
・充分なコロナ対策が取れていない
・貴重な朝の6時半という時間帯は、親の仕事に影響がでる
・上記のこと、共働きが増えているから影響は大きい
・この2年で生活様式が一変し、必要性について疑問視
・参加者がゼロかもしれないのに朝の出勤前時間について担当役員は拘束される
・子どもだって宿題多いから朝の涼しい時間帯に宿題やる方が効率的
・児童クラブに行く子どもは学校ある日と同じリズム。朝の準備で忙しい時間帯にラジオ体操には参加できない
こうしたことから中止を決定し、まずは私から地域の人たちに口頭で伝えました。
ものすごく怒られました。
「PTAがやらないのはおかしい。」
「共働きが増えている事が理由でやらないのは子どものためか?」
「コロナが落ち着きつつあるんだから、元に戻せばいいのに」
いろんな意見がありますが、コロナ前と同じで良いかどうかは、対話していく必要があると思っています。
コロナ禍で生活がかなり変わった事に対して、「今まで通りに」できる事が減ってきたと思う。
もちろん、できるかぎり“子どもたちのために“やりたいし、それがまた関わる保護者たちの充実感にもつながると思ってます。
『政治学者、PTA会長になる』も拝読いたします。