2022/6/23

【直撃】早大発、英語AIが自然すぎる

NewsPicks編集部 記者
3Dのキャラクターと約10分間、会話をするだけであなたの英語力をCEFR基準で判定──。
こんな英語テストAI「インテラ(InteLLA)」を開発しているのは早稲田大学発のスタートアップ「エキュメノポリス」だ。
この英語テストAIは世界最大級の教育コンテスト「QS-Wharton Reimagine Education Award 2021」の能力判定部門で銅賞を受賞。
2023年春には早大生の学生の英語のクラス分け判定に導入される予定になっている。
今までの英語テストとはかなり異なるので、まずは音声ありで動画を見てもらいたい。
実際にテストを受けると、InteLLAの「どの季節が好き?」という質問にこちらが「夏」と答えると「なぜ夏が好きなの?」などと話を展開してくれる。
さらに、こちらが返答を考えている間は待ってくれて、話題に詰まると自然に会話の誘導もしてくれる。
回答している英語のレベルに合わせて、質問の難易度も自動で変更。人間の面接を受けているような自然な会話だ。
どうしてInteLLAを開発することになったのか。エキュメノポリス代表取締役の松山洋一氏を直撃した。