オール北海道でお金の“地産地消”。サツドラホールディングス代表が語る、地域通貨が持つ可能性とは
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日本が東京に集中するのは明治以降です。それまでは地域単位の経済圏が成り立っていました。確かにそれは明治以降の日本の発展にとって大きな意味があったと思います。ただ、もうアメリカや中国と張り合うのは無理ですよね。ヨーロッパのようにアジアで連合しようともどうやらならない。
とすると、確かに北海道という経済圏で勝負することを本気で考えるべきなのかもしれません。
北海道はまだ150年くらいしか開発の歴史はありませんが、とてつもないポテンシャルを秘めているのは皆さんご存知の通りだと思います。
日本全国を回っていて1番感じる地方創生への1番の課題は地域内での足の引っ張り合いです。出る杭を全力で叩き、出る杭同士もなかなか連携できない。これは東京や大阪にはない風土じゃないでしょうか。とてももったいない。
注目のコメント
日本でも江戸時代中期から藩札が使われていましたが、
地域通貨のポイントは、地域、目的、期間が限定されるということ。それにより、いわゆる「漏れバケツ理論」からの脱却を図るわけですね。キャッシュレス決済の普及により、印刷された券面が必要なくなってくると、地域通貨のデメリットであった管理コストというブロックが外れることになります。
ちょっと懐かしいものになりますが、英国のNEFによる考察レポートをご参考に。
https://neweconomics.org/2002/11/plugging-the-leaks
重要なのは、そのお金が地域で何回使われていくか。
地域内乗数効果を最大化して、いかにして地元に巡らせ、潤していくか。お金の循環は「漏れバケツ」然り、よく水利に例えられます。
京都の街でいえば、水源である貴船川、下って賀茂川、さらに下って鴨川から、高瀬川、禊川へと支流を作って地域の暮らしと経済に役立ててきました。世界中から人を惹きつける京都でも、いかに地元に潤いを巡らせていけるか。都の先人に習って考えていかなければですね。
時に、いま京都では川沿いに床(ゆか)が出ています。
7月からは祇園祭で3年ぶりの山鉾巡行が行われます。
鱧も出始めてますよ。ぜひお出かけください👋「クオリティ国家という戦略」大前研一さん著書に出会い、北海道を国のように一つの経済圏、生活圏と捉えていく着想を得ることが出来ました。それが今の「EZOCA」、「QUALITY HOKKAIDO」の取り組みに繋がっています。
LOCAL LETTERさんにとても分かりやすくまとめて頂きました。
👇6/27(月)にイベントも行います。
https://local-currency.peatix.com/新型コロナ地方創生臨時交付金やデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用して、デジタル地域通貨を導入する自治体の数が増えてきております。
そんな中これを地域に根付かせどう継続的に発展させていくかは
富山さんがおっしゃっている通り
「お得や便利さよりも重要なのは “楽しさ” や “共感” をつくること」だと僕も思います。
いかに地域通貨に独自の楽しそうな付加価値をつけれるかここが大事で、それも行政が主導でやるのであれば一方通行的に考えるのではなく、どんな価値がついたらいいだろうという問いを地域の人たちと一緒に考えていくことができれば良いなと思います!
これから地域通貨の可能性について考えたいと思わせてくれる
富山さんの北海道愛・地域愛が伝わる素敵な記事でした