PEファンドの歴史変える東芝買収合戦、ハゲタカから不可欠な存在に
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いまどき「ハゲタカから不可欠な存在に」だなんて失礼な物言いだなあ(笑)
なんて、それは冗談ですが、もともと「ハゲタカ」という言葉は1980年代頃のアメリカで生まれた”vulture fund”から来ています。金融資本主義の最先端、アメリカでさえ、かつてはそうやって疎まれる存在でした。
それが資本市場にすっかり定着し、いつしか「不可欠な存在」になっていったわけです。日本でも20年遅れくらいでやってきた。そんな話です。
米カーライル・グループ日本代表の山田和広さんは私が若いときにデスクを並べて仕事をご一緒させていただいた大先輩。まさに、山田さんたちがPEファンドを日本市場で不可欠な存在にした立役者です。正面切って「お前らハゲタカか」と言われたことはなかったですが、15年くらい前に「お前ら株屋だろうが」と言われたことはあります。笑
日本でも認知されてきているのはうれしいですし、近年は「譲渡先はPEファンド限定」という案件も結構あったりします。株屋とか言われた当時には想像もできないような環境変化です。PEファンドは日本経済の中である程度の機能は果たせる様になったと思うが、記事にある試金石があるとすれば、買収合戦の成否でなく、買収後の売上・利益・CF改善の成否だと思う。