トヨタ国内販売幹部交代、増える受注残に危機感
東洋経済オンライン
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受注した製品をどのように納車していくかはメーカーの判断によります。
海外に比べて日本国内の受注残が増えたということは、為替の円安の中、トヨタは国内よりも海外市場を重視していたことの裏返しと見ることができます。
国内販社の組織改革、旧部品共販の意識改革はまだまだ途上です。そんな事例を24日発売のマガジンX8月号に掲載しています。友山さんの手腕に期待しましょう。他国で売るという意思決定との間で国内に流すという選択肢が魅力を失っていることに対して、特に受注残が増え続けているのであれば、値上げが大きな選択肢のはずなのですが、国産車はこれが不得意な印象です。毎年、数%づつ、理由も説明なく引き上げていく外国車との違いが鮮明。引き上げて受注不足になるならインセンティブや値引きで調整できるはずなので、リストプライスの値上げはネガティブが限定的とも思ったりします。怖くて、意思決定力が必要なムーブですが。
例えば米国のディーラーであれば、入荷台数が減ればプレミアムを加えて収入を確保できます。それができない国内ディーラーに十分な台数を供給できないのは死活問題です。
トヨタ中古車センターにスズキジムニーが並ぶ光景は異様で、そこまで追い込まれているとは同情を禁じ得ません。