Microsoft、性別や感情を解析するAI顔認識ツールのAzureでの提供を停止
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過去、人流分析のプロジェクトで「Azure Face」を何度か使いました。顔解析(顔特徴量・顔属性)でAzureを使用しなくても、代用できるソリューションはずいぶんと整備されてきました。
もともとマイクロソフトは「Azure Face」を無償で開放していた一面があるので、今回提供を停止することで同社のレベニューへ大きな悪影響をおよぼすことはないと思われます。(プライバシー保護観点リスクのほうが影響が大きいので、提供を停止することはある意味正しい判断だと感じます)なかなか大胆な意思決定。個人的には拙速に感じるけど。敢えて批判を受けるリスクを取る必要がないとの決定か。イノベーションと倫理観のバランスは複雑になってきてる
Microsoft、性別や感情を解析するAI顔認識ツールのAzureでの提供を停止Microsoftが注目されているが、欧米のテクノロジー企業すべてで、AIの倫理規定?が強化されている。
先日もある案件でAIによる画像診断を検討したが、社内の倫理規定を考慮して、一旦棚上げにした。
内容は非常に公共性の高い意味のある案件であるが、人が絡むのでAI活用の倫理委員を通さねばならす、実行面での制約もあるのでコストも見合わない。
ルールを作ってから進めるか、先に実現してそこからの学びでルール化するか悩ましい。しかし、訴えられた際の企業リスクは相当大きいのも事実だ。