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「コスパ最高」通販レビューの闇◆大人気イヤホン「色違い」に秘密

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    プレジデントオンライン 編集長

    「通販業者としてのアマゾン」と「アマゾン・マーケットプレイス」を混同しやすいから、こうなるんですよね。通販業者としてのアマゾンは、それだけで国内EC最大手です。ただ、それとは別にアマゾンでは、「アマゾンジャパン合同会社」ではない出品者も多数います。どんな業者でも、アマゾン上で簡単に商品を販売できる。それが「アマゾン・マーケットプレイス」です。

    マケプレは、楽天やヤフーショッピングなどに比べられますが、むしろ実態はメルカリのようなフリマサイトに近いのではないでしょうか。マケプレで商品を販売するのはあまりに簡単で、しかも商品はすでに流通している品目を補う形で登録できます。だから、「色違いで偽装する」ということができてしまいます。

    こうしたUXデザインは、アマゾン・マーケットプレイスの強烈な個性となっていて、だからこそ「アマゾン専売業者」が登場するまでに成長しました。アマゾンとしては、トラブルが起こるとしても、いまの売り方を変えるつもりはないのかな、と思います。

    販売元があやしいサイトからは買わなければいいわけで、よくみればダマされずにすみますが、アマゾンのUXデザインがそうした注意をそぐものになっています。つまり、どれもアマゾンジャパン合同会社から買ったような感じがするわけです。粗悪な商品をつかまされた人は「アマゾンでは買い物をしたくない」と思うはずで、重大なレピュテーションリスクがあります。

    買った人の動向は追えますが、買わない人の動向は追えません。アマゾンは粗悪な業者が台頭するリスクを小さく見積もりすぎているのではないかな、と思います。


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    専修大学 商学部教授

    アマゾンでの販売に関しては、購入しないとレビューができませんが、仕組みとしては高評価レビューを請け負う「広告代理店」が複数のセラーから業務を請け負い、その広告代理店が記事に書かれているような手法で「高評価がつくような工作」をしているようです。

    類似品に比べて1桁以上レビュー数が多く、星5に偏った評価が付けられている商品は「アヤシイ」ということがわかってきました。レビューが正しくつけられないと顧客が離れていきますので、アマゾンは規約違反を理由としてこのような販売者の商品を停止をしますが、追いつかないようです。

    アマゾンではありませんが、ある旅行代理店の自社予約サイトに掲載されるレビューは星5か星4で固められていますが、他方その旅行代理店に関するパブリックなレビューサイトの評価とは大きく乖離しています。こちらは、レビューと見せかけた「広告」を自社で作って流している様子です。

    レビューサイト自体にも不可解な評価が散見されます。あるサイトへのある業者の評価について、相当に厳しい内容の書き込みが多くされていました。つけられた星の平均は到底表示されている評価に届かない様子です。不思議に思って評価の基準を問い合わせたところ「単純平均とは限らない自社独自の評価」との回答で、直感通り信頼性に足るものではありませんでした。この場合は、業者が対価を出して評価を買っているものと推測できます。

    口コミがマーケティング手法の王道のように言われていますが、このような現実を知るに至り、口コミ自体を信用しないか、自分なりの尺度をもって嘘かも知れないと最初から疑って口コミ自体を評価する技能が問われるようになったと感じます。



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