日テレ大改革で「編成局」「情報・制作局」が消えた! 他局に与える影響とは
デイリー新潮
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日テレという問題ももちろんあるでしょうが、そもそもテレビ全体のパイが大幅に縮小していることがより大きな問題と感じます。Netflix向けの番組を作るのもいいですが、テレビ業界全体を盛り上げることも考える必要があるのではないでしょうか?
日テレは経営戦略でも組織戦略でも他局より常に先を走ってきました。そしてそれが成功したからこそ今の日テレ一強時代が続いています。今回の組織変更も方向性としては正しいと思います。なぜ日テレだけがうまく行くのか、それは(相対的に)若い世代が社長になったら、前任者は退き全権を移譲し任せるからです。他の局(テレ東は除き)はデジタルもネットもわからない老人がイエスマンを社長の座につけ院政を敷いています。日テレ一強はまだ続きそうです。
マスメディアは、新聞も雑誌もテレビも、ネットにいかに速く出すか、ネットにカスタマイズされた形にいかにうまく仕上げるか、という要請に応えることに懸命になっています。新聞・雑誌なら、紙に印刷してから、おっとり刀でそのコンテンツを紙仕様のまま出していた時代は、まさに今は昔になりました。今回の組織再編もその流れの中にあります。ただ、マスメディアは、ネットのフラット化の圧力に闘うすべをまだ見つけていません。ニューヨークタイムズの記事と門外漢の人物のひとつのツイートが並列に扱われるようなフラット化の波はまだ続いています。作り込んだテレビ番組がひとりのユーチューバーに完敗するような事象にどう対応するのか、悩みは深く、模索はまだまだ続きます。